映画『ポーカーナイト』感想 後悔先に立たずを体現した作品
映画「ポーカーナイト」
【映画info】
公開:2014
時間:105分
主演:ボー・マーショフ
監督:グレッグ・フランシス
【感想】
・助演のベテラン勢の顔ぶれ、演技が贅沢
・どんでん返し好きには悪くない作品
・後悔先に立たずを具現化した映画
主人公の刑事にアドバイスをするベテラン刑事達が豪勢。
ベテラン刑事①ボー・マーショフ/頼りがいのある主人公の直属の上司。ヘルボーイの主人公ですね、とても顔が特徴的です。印象的なセリフは、社会人1年目で自分が先輩に言われた言葉にとても類似していた「礼はいらん、精進しろ。次の新人を助けてやれ。俺はそれで十分だ」というセリフ。しびれますね..
ベテラン刑事②タイタス・ウェリヴァー/寡黙そうでダンディな現場一筋刑事。とにかくかっこいい
ベテラン刑事③ジャンカルロ・エスポジート/ブレイキングバッドのあのガス役の俳優!嫌でもブレイキングバッドでのあの温厚そうな顔の裏にある知的でミステリアスで非道なキャラクター性を感じてしまいます(笑)
次にストーリーですが、どんでん返し好きにとってはある程度楽しめる内容となっています。被害者側が脱出を試みるも犯人の思惑通りに事が進んでいくところはまさにSAW
終わり方もハッピーエンド過ぎず、バッドエンド過ぎず余韻が残る感じが自分にとっては丁度良かったです。
この映画からのメッセージは「後悔先に立たず」
映画の中でも言っていますが教訓は過ちを犯して初めて分かると言っている通り、ストーリ上でも、あぁしてれば!!というシーンが幾度とありますが、ナレーションをする主人公の後悔が妙にリアリティがあり一般人の自分たちは納得してしまいます。
映画特融の主人公中心にすべて上手くいく、感じが全くないです。
ベテラン勢の金言が、もっとうまくストーリに組み込まれていればフラグ回収的な感動や面白さが増したと思うので、そこだけ残念でしたが十分観るに値する映画だと思います。
以上、ノーランの映画感想でした
最後まで読んで下さりありがとうございました