映画『未来のミライ』 感想 ストーリーに軸が無い?
映画「未来のミライ」
【映画info】
公開:2018年7月
時間:100分
監督:細田守
声優:くんちゃん(上白石萌歌)
みらいちゃん(黒木華)
お父さん(星野源)
お母さん(麻生久美子)
じいじ(役所広司)
青年(福山雅治)
【感想】
・軸が無い
・くんちゃんに感情移入
・家族での命のバトン
見終わった時に、まず浮かんだ感想としては「ストーリーに軸が無い」。
どの登場人物に焦点を当てても、映画の軸となるストーリーが見いだせなかったです。あえて大きなストーリー性を作らずに、リアリティを求めたのだとしたらメッセージ性が必要だがそれも感じられなかった。
細田守監督であり、声優がかつて無いほど豪華なのでハードルが上がり過ぎた点も否めない。
良かった点としては、わがままなくんちゃんに過去の自分を重ね合わせて
自分も親にこれ以上に迷惑をかけていたな。。と懐かしくもあり、申し訳無い気持ちを感じてノスタルジーになった点
唯一感じたメッセージとしては「家族での命のバトン」
ひいじいちゃん、ばあちゃんじいちゃん、お母さんお父さんと各時代背景を反映しながらも、1つだけいつの時代でも変わらない親から子への愛を感じる描写を見ると
自分がこの素晴らしい日本国で生きているのは、ご先祖様達から自分の親まで命のバトンをつないでくれたからなのだと改めて感謝の気持ちが芽生えました。
自分がバトンをつなぐ事を考えると責任の重大さ、尊さを考えさせられます。
子供よりも大人の方が観る価値のある映画かもしれません。
以上、ノーランの映画感想でした
最後まで読んで下さりありがとうございました!!