映画『ゲットアウト』あらすじと感想白人至上主義な作品

映画「ゲットアウト」

【映画info】

公開：2017年

原題：In Time

時間：103分

【感想】

・社会派な一面

・そうくるか！！

・ネタバレ無しには語れない

満足しました！

エスターやシックスセンスのようなある事実が分かると、散りばめられた伏線がテンポよく回収される様は爽快です。

パッケージを見るとSAＷのようなサイコ映画なのか？パニックホラー映画なのか？と思ってましたが、しっかりとした脚本と世界観でホラー特融の非リアリティはほぼ無い作品です

主人公の黒人男性(クリス)と白人女性(ローズ)のカップルが、白人女性の実家に泊まりに行った先で黒人男性に予想できない出来事が襲い掛かるストーリー

黒人差別問題をストーリーに織り交ぜており、単なるホラー映画ではない社会派な一面もあり、かなりおすすめの映画です

ここからはネタバレを含みます

終盤の謎が明かされた時に、観終わった後に

あのシーンの意図はあれだったのか！

と思わせるシーンです

・走る男性管理人(黒人)

・カツラを外すような仕草をする女性使用人(黒人)

・パーティーで主人公の体格や黒人の特性に興味を示す人達

・主人公が2階にあがると、1階にいた全員が会話を止めて2階を見つめる

・催眠術を使える彼女の母、医者の父

・使用人と管理人は彼女の祖母、祖父のお世話の為に雇ったが祖父と祖母がいなくなった後も雇われている

などなどです。

一番恐怖を感じたフラグは(その後即回収された)

彼女の「おばあちゃんお願い」

相当怖いです。

最後にネタバレです。映画をまだ観てない方は絶対に見ない方がよいです。

ミストのあれを、シックスセンスのあれを先にネタバレされたら、、、と思って下さい

彼女の一家は黒人男性を(母が)催眠術によって意識(人格)を奥底に沈まさせる。

その目的は、黒人の恵まれた体が欲しい人に従順な黒人を提供する為

その延長に、黒人の体を手に入れたい人の脳を黒人に(医者の父が)移植することで黒人の体を乗っ取る行為がある

祖母と祖父は女性使用人と男性管理人に脳移植されていた

いやぁ、怖い話ですが現代においても臓器移植の医療が発達している為

全くあり得ない世界ではないところにリアリティを感じて恐怖が掻き立てられます

オチが分からずどんでん返しがある映画は大好きです

以上、ノーランの映画感想でした

最後まで読んで下さりありがとうございました！！