舟を編む 映画 感想 おすすめ 小説
映画「船を編む」
小説を読んでいるかのような映画。 70/100点
【映画info】
公開:2013年
監督:石井裕也
時間:133分
主演:松田龍平/馬締光也(まじめみつや)
ヒロイン:宮崎あおい/林香具矢(はやしかぐや)
【感想】
・小説を読んでいるよう
・たまに観たくなる生活感ある邦画映画
あらすじ
極度の人見知りの主人公馬締光也(松田龍平)が辞書を担当する部署に配属となり、十数年掛かると言われている辞書の作成に引き込まれ、辞書作成を軸に物語が進んでいきます。
観終わった感想は、大きなストーリーの起伏があるわけでもなく、非現実的なストーリーなわけでも無く、どんでん返しがあるわけでも無い、小説を読み終わった感覚になりました。
印象的なシーンは馬締が好意を寄せている香具矢(宮崎あおい)に達筆(過ぎて一般人は読めない)恋文を渡した後、香具矢が読むことができず、恥ずかしいけど内容が知りたいので職場の大将に読んでもらい、馬締に対して読めなきゃ意味が無い、バカにしてるのかと悲しみと怒りを爆発させるシーン。
一途に女性を想う気持ちが相手を悲しくさせ怒らせる結果を生むのは、同じ男として心が締め付けられる気持ちになりました。
ただ、香具矢はちゃんと本心を伝えて馬締に直接伝える機会をくれます。
現実世界ならすれ違い、価値観の違いで終わりそうです、、、、
洋画の華やかさや、サスペンス映画のどんでん返し、ではなく
生活感ある、リアリティのある邦画は5本に1本は観たくなるので
ALWAYS3丁目の夕日のように、そのような映画を観たい人にはおすすめの映画です。
以上、ノーランの映画感想でした
最後まで読んで下さりありがとうございました!!