グリーンインフェルノ 映画 社会派 メッセージ性

映画 「グリーンインフェルノ」 75点

 

【目次】

 

【映画info】

原題:The Green Inferno

公開:2015年

モチーフ:1981年製作のルッジェロ・デオダート監督作「食人族」

監督:イーライ・ロス - Wikipedia

時間:100分

主演:ジャスティン役ロレンツァ・イッツォ - Wikipedia

 

【あらすじ】

~現在記載中~

【感想】

かなり面白かったですね。

スプラッター映画好きにも

脚本重視の映画好きにも

楽しめる作品でした。

 

・秀逸な脚本

・食人族の無慈悲、無邪気さ

・メッセージ

 

ホラー映画やスプラッター映画の中ではかなり脚本がしっかりしていました。

(SAWとまではいかなくても…)

 

予告編で墜落のシーンがあり最初の飛行では墜落せずあれ?と思わせる点

森林伐採や原住民を守ろうとするピュアな主人公達とそれらの意図も分からず習慣通り人を食べるピュアな原住民という構図が、悪意が無い世界での理不尽さが上手く描かれている点

グロいシーンだとしても全体的に映像の色彩が綺麗でSAWなどとは違い生々しく痛々しいグロさではなく、人がお店で生き物を調理して食すように当たり前の行動として行なっている食人シーンは恐怖は感じたがグロさを感じない点

 

などなど、脚本や映像がとても良かったです。

 

B級映画のようでかなり強烈なメッセージ性がありました。

 

森林伐採や原住民排他など社会的、環境的問題

・それをお金や地位獲得の為に利用する人達がいるて物事の多面性

・人間が当たり前のように食している生き物側の立場

・人間の価値観の多様性

 

など、あのグロさや映像美だからこそ際立って感じるメッセージがありました。

 

1点だけ注文を付けるとしたら、主人公を助けた子供の助ける背景描写が弱かった。

もう少し、納得できる描写があれば感動できた思われる。

 

とてもお勧めな映画です!

最後まで読んでいただきありがとうございました。